先日ラミーから、なぜ特定のデザインをネクタイに採用するのか質問されました。新しいデザインを選ぶ際には、自分たちが好きなものを選ぶ場合とクラシックなデザインを選ぶ場合があります。当社のクラシックデザインはイギリスの伝統的な模様に大きく影響を受けています。例えば、レップ織りを使用したレジメンタルストライプや、イギリスのマクレスフィールド地方発祥の幾何学模様などです。ツイルシルクはプリントシルクとしても素晴らしい仕上がりになります。
グレナディン生地や美しいサテン生地はイタリア北部産です。当初は滑らかでフォーマルなイギリス製サテンを使用していましたが、次第に質感のあるイタリア製サテンに魅了されるようになりました。
また、実験的な試みも好んで行っており、過去には家族経営の農場で蚕を飼育し、伝統的なムディミー織りとショットシルクを使用してタイシルクを織り上げていました。時にはタイシルクと西洋のデザインを融合させることもありました。例えば、パトリックのために織ったニューヨーク・メッツのストライプ模様のネクタイや、アンディ・ギルクリストのために織ったAsk Andyクラブ用のネクタイなどです。
私は若い頃からファッション業界で育ちました。当時はデザインを選ぶ方法はより商業的で、現在のファッショントレンドが選択を左右していました。少年の頃、父のマーク・ホーバーとニューヨークを歩いていたことを覚えています。父はいつも洋服店の店頭を見ていました。不思議に思って「なぜ見ているのですか?」と尋ねると、父は「新しいことを学ぶためだ」と答えてくれました。また、同じデザインでも色違いにするとまるで新しいデザインのように見えるとも教えてくれました。さらに、自分の個性的なスタイルを磨く最善の方法は、他人に頼るのではなく、買い物に出かけて新しい色、生地、デザインを探求することだとも説明してくれました...
最後になりましたが、顧客の要望にも耳を傾けています...